自宅用のスイング練習機を選ぶとき、価格より先に見るべきことがあります。その機器が球筋をつくる値を実際に読んでいるかどうかです。読めなければ、画面に出るボールは絵です。
クラブパスとフェースアングル。
クラブがどの軌道で入ってきたか、そしてその瞬間フェースがどこを向いていたか。この二つの関係が、ドローかフェードかスライスかフックかを決めます。どちらか一方でも違えば、画面のボールは別の場所へ飛びます。
米国のゴルフ専門メディアMyGolfSpyが、センサー型の家庭用シミュレーターを実際に使って記録を残しています。レビュアーは、練習棒で打ったチュートリアルのショットの大半が目標より左に流れ、フェースアングルがずっと閉じたままだったと書いています。同じ機器に実際のクラブを差すと、フェースアングルの制御がすぐに良くなったとも述べています。
同じ記事のコメント欄には、利用者の言葉がそのまま残っています。前の世代が飛距離を大きく水増ししていたという指摘、そして「結局シミュレーターだ、推定値にすぎない」という声です。
読めなかった値で描いた弾道です。
うまく当たったと出ても、当たっていません。
もっと悪いのは逆の場合です。実際には良いスイングだったのに、画面がスライスだと言う。すると、直す必要のない動きを直そうとしてしまいます。
体は良かったことだけを覚えません。
間違えたことも一緒に覚えます。
運動学習は繰り返したパターンをそのまま固めます。良い動きも悪い動きも区別しません。間違ったフィードバックを見て百回振れば、間違った動きが百回固まります。
そして一度固まったパターンをほどく作業は、最初に覚えるより難しくなります。すでに入っているプログラムの上に、新しいプログラムを上書きすることになるからです。
子どもや初心者には、比べる基準がありません。
画面が良いと言えば良かったことになり、スライスと言えばスライスになります。間違いに気づく手立てがありません。
そして、その時期の反復がいちばん長く残ります。経験のある人は感覚でおかしいと気づきますが、初めての人はそのまま受け取ります。若いうちに正しく習うべきだと言われるのは、そのためです。
| 項目 | 何を見るか |
|---|---|
| クラブパス | スイングがインサイドアウトかアウトサイドインか、角度で |
| フェースアングル | インパクトの瞬間にフェースが向いた方向、角度で |
| アングルギャップ | アドレスとインパクトの間のクラブ角度の変化。一貫性の核心です。 ゴルフシミュレーターの中でスマートゴルフだけが測定します。 |
| スマッシュファクター | どれだけ芯で捉えたか、フェースのどこに当たったか |
| 球筋 | 上の値を読んでドロー・フェード・スライス・フックを判定 |
正確さはスイング基準でトラックマン比およそ96%です。スマートゴルフAIXは弾道測定器ではなくスイングを読む装置であり、スクリーンゴルフ場を完全に置き換えるとは言いません。ただ、自分のスイングが今なにをしているかは正確に見せます。米国と韓国のPGAプロが共に開発し、米国の学校やアカデミーで生徒を教えるのに使われています。
どの製品でも構いません。五つ確認すれば十分です。
五つのうち答えが出ないものがあれば、その機器が見せるボールは推定です。遊びとして使うなら問題ありません。ただ、それを見てスイングを直そうとはしないでください。